よい中国の協力工場と出会うには
2011/07/12こんにちは。紙袋販売netのOです。
昨日のスタッフYさんが書いてた中国工場の様子を読んで とっても中国に行きたくなりました。
と、言うのも大学の専攻が中国語で、学生時代は2年の
夏に初めて行った上海・北京7日間の旅行で中国にはまり、
2年生の春休みに1ヶ月の短期留学、4年生の時一年間の長期
留学に行き、長期休みを利用して中国周遊のバックパッカーの
旅にでていました。
社会人になってからは1つめ、2つめの会社が商社だったの
で中国に出張する機会が多々ありました。
特に2つめの会社では営業職だったので4年間ほぼ毎月1回
1週間のペースで中国に行っていました。
なので中国ネタは語りたいことが沢山あります!
紙袋販売netと中国の繋がりは協力工場にあります。
協力工場とは外注先、仕入先のことです。
価格競争に勝つには中国から仕入れるという選択肢 は外せません。
ただし、星の数ほどある紙袋工場の中から本当によい
と思える工場に出会うのはごくごくわずかです。
仮に完璧な工場にたどり着いたとしても、
そこは大抵 大手企業の洗練を受けているので価格に競争力がありません。
我々のような発注規模が小さい会社を相手にしてくれない とも限りません。
私が探している理想の工場はローカル経営でこれから 発展していきそうな未開発な工場です。
もちろんこういう工場は品質面、物流面など未完成なので
食い違いや問題も多いのですが、価格は安いです。
価格が安い分、品質や納期などを管理し調整するのはとても 大変な作業なのですが、
こういう工場を使いこなしていかないと 今後の価格競争には勝てないと思っています。
また、良い工場になる可能性として大事なのは経営者の考え 方です。
こちらの厳しい要求にきちんと応えてくれるか、 すぐに行動に移してくれるか。
信頼できそうな人か。 経営者がしっかりしている工場は、たとえ第一ロットで色々
問題が起きても失敗を肥やしにどんどん改善していき成長 していきます。
起動にのるまでの過程は辛く苦しいのですが、
その苦楽を工場 と一緒に乗り越えると深い信頼関係が生まれ生涯の友となるのです。
今お世話になっている中国の協力工場とは実は私が1つ目
の会社からお付き合いのある工場で、2つ目の会社でも繋がり、
そして現在に至っています。
こちらの工場、初めに出会った時は月産50万枚ほどの規模でしたが
現在では月産500万枚作れる大工場になりました。
現在では日本の大手企業向けがメインとなっています。
どんどん成長していく工場を見て嬉しくもあり寂しくもあります。
レベルが上がれば価格も上がってきているのでやはり次の工場
を探していかなければならないと思っています。
新たなエースを発掘する名コーチのように常にアンテナを張って
色々な工場を見ていきたいと思います。
・・・・と、今日はかなり硬い内容になってしまいました
本当は「中国工場とのやり取り」というテーマで書きたかったのに
長くなったので次回に書きたいと思います。