紙袋・不織布バッグ・コットンバッグ シルク印刷の入稿について
2014/07/11さて、今月の一枚をご覧になっていただけましたでしょうか?
第44回「shoes bonanza職人の注文靴・鞄」様の紙袋となります。
こちらの説明文にも書かせていただいたのですが、注目すべきは
広範囲なUV印刷です。そしてあえてサイドや底にかかるような
デザインにされることでshoes bonanzaの丸いロゴマークが立体
的に見えませんか?
個人的にはこの写真がお気に入りです。
せっかくのフルオーダーなのでサイドや底にもどんどんデザイン
して下さいね。
※底は貼り合わせがある為、デザイン入稿時に気を付けなければ
いけません。そこは弊社からアドバイスさせていただきます。
さて、今日の本題は
「紙袋・不織布バッグ・コットンバッグ シルク印刷の入稿について」
となります。
シルク印刷の入稿データはお客様に再入稿をお願いする事が多く、
お客様の中には何度もやりとりしなければならない場合があります。
と、いうのは“線の太さ”や“線と線の間”は1mm以上でお願いして
いるからです。
(フルオーダー不織布の場合、1.5mm以上でお願いしています。)
データをご入稿いただきましたお客様には弊社の方から「印刷確認書」
というものをご送付させていただくのですが、その際デザインが
潰れそうなもの、あるいは掠れてしまいそうな所を○で囲って再入稿
をお願いしております。
とはいえ、デザイン上これ以上線を太くしたくない、細かいデザイン
を表現したいというお客様の気持ちがある為、再入稿をお願いしても
1mm巾以下の線や抜きでデータを入稿される方もいらっしゃいます。
そして、実際1mm以下の線や抜きでも出る場合もございますので、
掠れや潰れの可能性があることを了承いただけるのであればそのまま
進行することもあります。
どうして細かい線が出ないのか?について
こちらの図をご覧下さい。
画像をクリックすると拡大します!
シルク印刷は版を作り、そこをインクが通って印刷されます。
インクを通ってから左右に少し広がりますのでお作りいただいた
デザインより抜きの巾が狭くなります。(逆に線は太くなります。)
一枚ずつ一枚ずつ印刷しますので、印刷するにつれて目詰まりする為、
始めはでていても、最後の方はでないということがありますので、
できましたら1mm(あるいは1.5mm)以上でお願い致します。
最後に紙袋・不織布バッグ・コットンバッグではどれが一番綺麗に
印刷できるでしょうか?
一番綺麗に出るのがつるっとした表面の紙袋。
次にコットンバッグ。
不織布バッグは写真をみても分かる通り、生地の目が粗いので
“線の太さ”や“線と線の間”は1mm以上をオススメします!