オリジナル紙袋のコート紙って?
2015/06/17こんにちは、紙袋販売ネットの安部です。
今回はフルオーダーのオリジナル紙袋のラミネートタイプに使用している紙のコート紙についてお話しさせていただきます。
コート紙は上質紙などの表面に白色のコート剤がコーティングされている用紙の事です。
チラシやポスター、名刺などにもよく使用されています。
皆さんも身近な印刷物などで目にした事が有るかと思います。
コート紙の特徴はツルツルして、光沢が有るので高級感があります!
そして、写真などのカラーの発色に優れているところです。
下記の画像を比べていただくと色の発色は一目瞭然です!
この画像は用紙の違いのみで全て同じ色で印刷しています!
しかしながら、コート紙は紙の表面にコーティングが施されているため
折加工を施した場合、コート紙のコーティング部分が割れやすくなってしまいます。
紙袋を製作する場合、折加工は必ず入るため
コート紙を使用した紙袋にはラミネート加工が必須となります。
ラミネート加工は紙の表面に透明なフィルムを貼る事です。
またラミネート加工をする事で色落ちがしないといった利点もありますよ♪
弊社では、2種類のラミネート加工がありますが
詳しい説明は別の機会で…
(今回はコート紙について語らせていただきます!)
ラミネート加工を施せば紙の割れは軽減されますが、絶対では無いのです;;
特に、マチの折れが集中している箇所(下にある画像を参照)は折り畳まれている紙袋を開く際に紙にかなりの負荷が掛かり非常に割れやすくなっています。
特にマチが広いオリジナル紙袋を製作の際には要注意です!!
マチが広くなればなるほど、紙袋を開く際にこの部分に負荷が掛かかって非常に割れやすくなります。
じゃあ、紙の厚みを厚くすれば割れなくなるんじゃないの?
と思っている方、大間違いです!!!
紙が厚くなる程にコート紙は割れやすくなるのです。
そして、小さいサイズの紙袋で厚めの紙でも紙が厚い分、
紙が固くなり開く際にかなりの負荷が掛かり割れてしまう事が有ります。
あまりにも酷い場合は破れてしまう事も…
袋内側の画像です。○部分が破れてしまっています;;
外側からはラミネート加工を施しているためラミネートが破れない限り分かりづらいのですが、
内側は加工無しとなっていますので割れたり破れたりは内側の方が分かります。
また、紙の内部の水分量が少なくなると割れやすくもなりますので、
冬の乾燥した季節は夏場と比べると割れやすくなりますので袋を開ける際はご注意いただければと思います!
色々注意点を書きましたが、
紙を厚くしたいけど…マチが広い紙袋をつくりたけど…
と思っている方には弊社より紙の種類等色々な提案をさせていただきますので
躊躇せずお問い合わせ下さい!
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