Q:ベタ印刷とは?ベタ印刷の基準はどこから?

A:ベタ印刷とは広範囲を塗りつぶすデザインの事で、基準は条件により異なります。

ベタ印刷した紙袋
2色ベタ印刷した紙袋
マチをベタ印刷した紙袋

《ベタ印刷有り》の場合、印刷料金の単価がアップします。
また格安プラン紙袋(海外生産)短納期プラン紙袋(国内生産)の場合で、ベタ印刷の基準が異なります。

今回は紙袋の《特色印刷》の例でお話しさせて頂きます。

【関連記事】ベタ印刷(べたいんさつ)【用語集】

【格安プラン紙袋(海外生産)の場合】

海外生産では紙袋全体の1/3以上を同じ色で印刷した場合《ベタ印刷有り》となります。

海外生産の場合:1/3以上を同じ色で印刷した場合「ベタ印刷」

❗️両マチ、または底面を同色で塗り潰したデザインの場合も《ベタ印刷有り》となります❗️

海外生産の場合:口折、マチ、底面を同色で印刷した場合「ベタ印刷」
横マチをベタ印刷した紙袋
底面をベタ印刷した紙袋

海外生産ではインク量が全体の30%以上でベタ印刷有りとなります。

下記3つの例の場合は全てベタ有りとなります。ぜひご参考ください。

❗️例1❗️
柄が分散されていてもインク量が全体の30%以上の場合

海外生産の場合:柄が分散されていてもインク量が全体の30%以上の場合
海外生産の場合:2色印刷の場合は、2つのインク量の合計が全体の30%以上の場合もベタ印刷

2色印刷の場合は、2つのインク量の合計が全体の30%以上でベタ有となります。

❗️例2❗️
網の塗り潰しでもインク量が全体の30%以上の場合。

海外生産の場合:網の塗りつぶしでも、インク量が1/3以上の場合「ベタ印刷」

❗️例3❗️
ハーフトーンでもインク量が全体の30%以上の場合。

海外生産の場合:ハーフトーンでも、インク量が1/3以上の場合「ベタ印刷」

※上記は極端例です。デザインや仕様、色数によっては異なる場合もございます。予めご了承ください。

【短納期プラン紙袋(国内生産)の場合】

国内生産では袋全体の1/2以上を同じ色で印刷した場合「ベタ印刷」となります。

国内生産の場合:インク量が1/2以上の場合「ベタ印刷」

海外の1/3に対して国内は1/2となっていますので、同じデザインでもベタの有無の表記が異なる場合がございます。

海外、国内の印刷用機械の違いによるものとなりますため、ご了承くださいませ。

判断が難しい場合やご不安な場合は、ぜひ一度デザイン案を弊社までお送り下さい!

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