今月の一枚。第73回目は京都市にございます京都蒸溜所様のオリジナル紙袋をご紹介いたします。
京都蒸溜所様は、日本ならではのボタニカル(草根木皮)を使用し、ロンドンドライジンの製造技術を取り入れた日本初のクラフトジン蒸溜所です。
2016年秋に発売されました京都ドライジン「季の美」は、お米からつくるライススピリッツと、伏見の名水、柚子、山椒、緑茶など、京都ならではの素材を積極的に取り入れた唯一無二のジンとなっております。
今回ご紹介させていただきます紙袋は、その京都ドライジン「季の美」を入れられる手提げ袋です。
用紙は、コート紙に艶消しのマットPP加工を施すことで上品な質感を表現されています。
また、紐を光沢のあるエクセルフィラメントにすることで高級感を出させていただきました。
デザインは袋表面全体を黒ベタにして、中心にブランドロゴを大きく白抜きすることで、堂々とした力強さが感じられます。
また、口折部分はワンポイントにもなっております京都蒸溜所様の判子と同じ赤色をデザインされております。
内面印刷がなくても口折部分を赤にすることで、商品を中に入れた際、口折の赤と商品パッケージの黒のコントラストが非常に綺麗なデザインとなっております。
一番の特徴となりますのは、底面が正方形に近い形のため、マチ広となっている部分です。
マチ広の紙袋は、紙袋を折りたたむと内側にマチが大きく入りこんできます。
その場合、紐穴をあける際にマチを貫通してしまうため一本通しにするか、マチに紐穴があかないようマチ広げ処理をおこないます。
商品にぴったりフィットするサイズの紙袋を作られたいというこだわりのもと、今回は一本通しにて製作をさせていただきました。
一本通しは結び目が外側にあり袋内がスッキリとするため、商品の出し入れもしやすくなるのが利点です。
紐色は、口折や判子の色に近い赤色をお選びいただいたことで、より一層赤と黒の二色が際立ち、格調高く引き締まった印象の紙袋となりました。
袋のタイプ | ラミネートタイプ |
用紙 | コート紙(白)157g/㎡ |
表面加工 | マットPP加工(艶無) |
サイズ | 巾110mm×高さ310mm×マチ100mm |
印刷 | 2色(特色)ベタ有り |
ハンドル | エクセルフィラメント(一本通し) |
「季の美」は全国の百貨店、酒販店などでお求めいただけます。
随時、オリジナルカクテル等をお楽しみいただけるイベントも開催されておられますので、是非お立ち寄りくださいませ。